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入社1年未満の社員が赤裸々に語るSmartHRのリアル【公開雑談 Vol.06 イベントレポート】|SmartHRオープン社内報

はじめに

お疲れ様です。採用広報の春花(@haruhana)です。

今回の社内報は12/11(金)に開催した公開雑談 Vol.06 のイベントレポートです。
当日は150名を超える方にご参加いただきました!

※当日視聴できなかった方は、録画データをGoogle driveに格納しているので、レポートとともに是非そちらもチェックしてみてください!

「公開雑談」とは?
『 SmartHR 社内での社員同士の立ち話』をイメージして、ラフに SmartHR のことを知ってもらえたらな、という思いから企画しました。
いわゆる「登壇」とは違った、まるで雑談のような会です。事業や仕事のことだけでなく、働く人の雰囲気も感じてもらえるのではと思います。

今回の参加メンバー

■ファシリテーター
●大谷 セールス(2017年7月入社)

■前半グループ
●埜村 プロダクトマーケティング(PMM)
●宮下 インサイドセールス(IS)
●畠中 カスタマーサクセス(CS)
●藤井(直) 全社オペレーション企画(BPR)

■後半グループ
●金森(悠) プロダクトデザイン(デザイン)
●大久保(志) マーケティング(マーケ)
●新井 カスタマーサポート(SP)
●中﨑 人事労務研究所(HR)

社歴の長い大谷さんをファシリテーターに、入社1年未満の新入社員が、4人ずつに分かれて雑談していきます!

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SmartHRは第○志望でしたか??

大谷:今回はまずはフリップで回答を出してもらって、僕から深掘りしていきます!
では、フリップで一斉に出してもらいましょうか。

PMM 埜村:第一志望
CS 畠中:第一志望
IS 宮下:第一志望
BPR 藤井(直):志望リストに入っていなかった

大谷:まずは第一志望の人に聞きましょう!

PMM 埜村:SmartHRは一番「ちゃんとSaaSをやってる」会社だなと思いましたね。良いプロダクトをお客様に届けようとしている会社だと感じたので志望度が一番高かったです。

大谷:なるほど(笑)。一方の「志望リストに入っていなかった」藤井さんはどうですか?

BPR 藤井(直):実は入社をある程度決めていた会社があり、内定をもらって決めかけているタイミングで、声を掛けられました。当時から「組織作りに携わりたい」と思っていたのですがそれにぴったりのポジションを提案されました。またSmartHRのバリューにすごい共感しましたね。こんな会社あるんだなと驚きました。結局内定をもらっていた企業をお断りし、SmartHRに入社しました。

大谷:バリューや内情って外部からだと本当かわかりにくいじゃないですか。疑いは持たなかったんですか?

BPR 藤井(直):最初は疑いも持ちつつ、面接中の会話や会ったメンバーから感じ取っていきましたね。さすがに最初からではないです。リファラルで声かけられた時は「行かねーだろ」と思ってスルーしちゃっていましたね(笑)

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入社の決め手は?

PMM 埜村:「ですよね」が多かった
CS 畠中:オープンでフラットな社風
IS 宮下:従業員の表情と完成/成長のバランス
BPR 藤井(直):経営陣の風通しの良さ

大谷:これ結構分かれてますね。では埜村さんからいきましょう! 「ですよね」ってなんですか?(笑)

PMM 埜村:SmartHRが描く「SaaSのあるべき姿」に対してすごく共感できたんですよ。ちゃんと良いプロダクトでないと契約後に解約してしまうし、お客様のためにならないという思想がSmartHRは強かった。「PMMのあるべき姿」も自分の考えと近くて、公開されている情報に対して「ですよね」と頷けることが多かったんですよね。

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大谷:そんな埜村さんに質問がきています! 「SaaSのあるべき姿」ってなんですか?

PMM 埜村:バリューにある「人が欲しいと思うものをつくろう」を体現することがSaaSのあるべき姿だと思います。そうでないと解約につながり、せっかく契約していただいたお客様にとって良くないですし、SaaSのビジネスモデルとしても良くない。

大谷:宮下さんの「完成と成長のバランス」ってなんですか?

IS 宮下:SmartHRって思っていたより、完成されていないんですね。良い意味でまだ中途半端で、完成していない面白さがあると思います。

入社後一番戸惑ったことは?

PMM 埜村:ツール(Slack,Google Workspace ※,その他SaaS)
CS 畠中:ツール(Slack,Google Workspace,その他SaaS)
IS 宮下:福利厚生、労働時間
BPR 藤井(直):スピードと社内インフラ(ワークフローなど)
※ 旧 G Suite

大谷:藤井さんの回答している「スピード」が気になります!

BPR 藤井(直)意思決定するまでが早いなと思いましたね。前職の時は慎重に考えていたかも。
今も考えることをないがしろにしているわけではありませんが、SmartHRではより早くアウトプットして少しずつブラッシュアップしているイメージです。そういうやり方に最初の1ヶ月くらいは違和感がありましたね。

大谷:たしかに結構お金がかかる話でもサクッとスピーディに決めることありますよね。社内制度とかも1時間の会議の中でサクッと決まったりします。社員から議題を持ち寄って、その場で議論してすぐにGoみたいな。

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BPR 藤井(直):事前に準備はしっかりしておいて、意思決定は早いですよね。

大谷:宮下さん、労働時間ってどういうギャップがあったんですか?

IS 宮下:ベンチャー企業なので、ガンガン働いて労働時間がすごいのかなと思って入社しました。でも実際に入ってみるとちゃんとワークライフバランスを考えて働けている人が多いなって思いましたね。

SmartHRの強みといえるものはなんですか??

PMM 埜村:バリュー
CS 畠中:大喜利力とプロ意識
IS 宮下:変化を恐れない
BPR 藤井(直):想像以上の自律駆動

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大谷:お! これもまた分かれましたね。宮下さんの「変化を恐れない」を聞いてみたいです!

IS 宮下:僕の所属するインサイドセールスは業務フローが変わったり、担当するお客様のセグメントも頻繁に変更するんです。自分が未経験のことをやるのは勇気がいるんだけど、まずはやってみる。そして試行錯誤してみんな結果出しています。「まずはやってみる、試行錯誤する」を軸に会社も大きくなったし、みんなも成長しているのかなと思います。

視聴者:カスタマーサクセスを実現するために何か取り組んでいることはありますか?

CS 畠中:カスタマーサクセスグループだけが担っているというよりは、お客様のサクセスに全社で向き合っていることが特徴だと思います。お客様が求めるものは何かを理解するために、ユーザーヒアリングで声を集めたりしていますね。ブレないプロダクトづくり、営業をしていると思います。

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大谷:セールスは自分の成果だけを考えたら、全然マッチしていないお客様に売るやり方もあるけど、そういう売り方はしません。導入後も長く使っていただけるように課題感がマッチしているお客様に提案していますよね。

CS 畠中:そうですね。セールスの方がちゃんと期待値調整をして、導入していただいているんだなと感じています!

視聴者:SmartHRは完成度の高いプロダクトでお客様への深い介在は必要ないのではと思います。その中でカスタマーサクセスのやりがいはなんですか?

CS 畠中:従業員規模は数人から数万人と、お客様の幅がかなり広がっています。
当然お客様ごとの課題も異なり、課題に合わせながらサポートしているところにやりがいがありますね。
また、今までは東京のIT系のお客様が多かったのですが、今は老舗企業や、初めてSaaSツールを導入するお客様も多くなってきました。そういったお客様は、私たちが今まで気付いていなかったような課題をお持ちになることもあるので、適宜キャッチアップするようにしています。その結果、お客様がサクセスできるように業務を改善していくことが面白いですね。

ではここで前半グループは終了、
後半グループにチェンジします!

入社後のギャップ、今までの社会人生活とのギャップを教えてください!

マーケ 大久保(志):スピードがスピーディ
デザイン 金森(悠):オープンさ加減
SP 新井:新卒の方がいない!
HR 中﨑:紙がない

大谷:「スピードがスピーディ」って何ですか?(笑)

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マーケ 大久保(志):2019年12月に入社したんですが、想像よりもスピーディに物事が進んでいくなと思いましたね。もともとオウンドメディア「SmartHR Mag.」の担当として入社したんですけど、入社5ヶ月目くらいから、ユーザー会の企画・運営もやっていて業務の幅の広がり方が早いと感じますね。

大谷:金森さんはいかがですか?

デザイン 金森(悠):SmartHRのオープンさは有名でしたが、入社したら想像以上にオープンだなと思いましたね。経営に関するお金の動きなど、すごい情報が普通に「今週の定例議事録」みたいな感覚で公開されていて驚きました。

HR 中﨑:私はとにかく「紙がない」と感じました。さすがペーパーレスって言っているだけあって、本当に紙が少ないんですよ。創業から今までの書類がこのくらい(両手を広げたくらい)しかなかった。
今までの会社とは全然比べ物にならないくらい少ない。あとはオフィスの大きさに対してコピー機が1台しかないことも驚きました! 300人に対してコピー機1台ですからね。

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SmartHRの強みは何ですか?

マーケ 大久保(志):大喜利力とプロ意識
デザイン 金森(悠):ちゃんと仕事できる
SP 新井:お客様の声を吸収する早さ
HR 中﨑:変化に強い

大谷:じゃあ大久保さん「大喜利力とプロ意識」って何? 畠中さんのパクりかな。

マーケ 大久保(志):社内でアイデア出しをするときなどに、大喜利をすることが多いのですが「半分遊び心、半分本気」というバランスや、掛け合いの能力がすごいですね。
仕事の中で遊び心を忘れないためには、成果を出していく必要があるので、それを実現していくための「プロ意識」がみんな根底にあると感じています。ちなみに畠中さんが僕のをパクりました。

デザイン 金森(悠):社会人って仕事を進めるにあたって、社内で誰かにゴマ擦ったりとか、ネゴシエーションしなきゃいけない場面があるじゃないですか。そういうのがSmartHRでは限りなく少ない。
仕事って自分のやりたいことを一(イチ)やるために、九のやりたくないことをする感じだと今まで思っていたんです。でもSmartHRでは最初からやりたいことをやってくださいという状況が整理されています。だからやれないと逆にまずいと思っていますね。組織の筋がめちゃくちゃ良いと思っています。誰目線って感じですが(笑)。

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会社規模、事業規模が拡大する中で新入社員として感じる会社の変化はありますか?

マーケ 大久保(志):一年いたら古参
デザイン 金森(悠):大企業の匂い
SP 新井:気がついたら社員番号で真ん中が近づいていた
HR 中﨑:すぐ先輩になる

デザイン 金森(悠):私が入ったタイミングで200人強だったんですけど、入った時に「この会社すごいな、頑張らないと振り落とされちゃうな」と感じたんですよ。
でも最近は少しそういうヒリヒリした感じは薄れてきているかもしれない。ちゃんと仕事ができる環境だという話をさっきしたんですけど、その環境に甘えてぬるい仕事してないかなと自問自答しますね。
すごい人が集まってるSmartHRだからこそ、すげえなぁと思って仕事したいんですよ! そこが少し薄まってきているかなと思いますね。

大谷:人数が増えるとだんだん人間ってぬるま湯になるものだと思うんですよ。だから、いかにそうしないか考えることは重要だと思います。大久保さんは大企業になってきたなと思う部分はありますか?

マーケ 大久保(志):大企業をどう捉えるかにもよりますよね。人数も増えて、様々なバックグラウンドの人が増え、多様性は増していますよね。
どんどんレベルが高い人が多くなっているイメージがあって、「自分もしかるべき成果を出し続けていかねば……!」と日々感じています。ぬるま湯になったと思う人もいるかもしれませんが、僕はそれぞれに求められる仕事のレベルはどんどん高くなっていると思いますね。

SmartHRは完成した会社ですか? 改善点はありますか?

マーケ 大久保(志):サグラダ・ファミリア。未完成。
デザイン 金森(悠):何も完成していない。
SP 新井:これからどうなるかまだまだ楽しみ。改善点あると思います。
HR 中﨑:のびしろたっぷり。

大谷:未完成だなと思うポイント、今後ちゃんとやっていかなきゃいけない点ありますか?

SP 新井:カスタマーサポートはお客様からご要望をたくさんいただくので、それを吸い上げて実現していくんですが、お客様の数も多くなっていくので需要と供給が追いつかない部分がありますね。とても早く改善できることもあれば、時間を要してしまうこともあります。
あとお客様の従業員規模が50人と500人では異なるサポートが求められます。単純にサポート量を10倍に増やせば良いかというわけでもありません。要望に対して課題をヒアリングしたり、その課題感にあわせて適切な提案をする能力が必要です。これからもっとレベルアップしないといけないと思います。
また「開発メンバーにダイレクトにお客様の声を届けられる」「社内に情報共有できる」、こんなに見晴らしのいいサポート体制は初めてですね。ただ「聞いて答えるだけ」のサポートではないことをお客様にお伝えしていきたいです。

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ここで時間が来てしまったのでいったん終了!
今回も多くの視聴者の方にご参加いただき、たくさんの質問をいただきました。

次回のお知らせ

次回の公開雑談は1月27日(水)開催
テーマは「PdM,PMM,デザイナーたちはBtoBtoEにどう挑むべきか?破壊と創造でうまれた年末調整機能」
SmartHRで開発している具体的なプロジェクトを題材にし、弊社のよりリアルな「どんな機能であるべきか」のプロダクト要件定義から、「お客様にどう届けるか」のリリース前後までを知っていただきたいと思い、企画しました!
実際のお客様の声も交え「BtoBtoE」観点でもお楽しみいただけるようにディスカッションします。こちらもぜひ見てみてくださいね。


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