より便利に!プロダクトの文言を確認できる「ライティングガイド」を公開したよ
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より便利に!プロダクトの文言を確認できる「ライティングガイド」を公開したよ

お疲れさまです。UXライティンググループのはっちゃり(@8chari)です。

この度、プロダクト上で使用する文言に関するガイドラインライティングガイド」をSmartHR Design Systemで公開しました!

※これまで運用していたGoogleスプレッドシートの文言ガイドラインはアーカイブして参照できなくなるため、注意してくださいね。

この記事では、ライティングガイドの位置づけと、公開までの歩みをお伝えします。
ライティングガイドは「プロダクトで使用する文言」を考える際はもちろんのこと、「どのような理由で文言が決められているのか」を知れるものです。そして、まだ少し珍しい職種である「UXライター」について知るきっかけにもしてもらえたら嬉しいです!

「そもそもSmartHR Design Systemって何?」という方は、「なぜ、今「デザインシステム」が必要なのか、UXデザイナーに聞いてみた」を読んでくださいね。

ライティングガイドがあると何が嬉しいの?

ライティングガイドでは、ボタンの名称やヒントメッセージなど、プロダクト上に表示される文言についての指針を示したものです。たとえば、漢字と平仮名のどちらで書いたらよいかについて、ライティングガイドでは下記のように定義しています。

平仮名にした方が読みやすい漢字は平仮名にする。【説明】漢字より平仮名にしたほうが読みやすかったり、普段からひらがなの方が馴染みがあったりする場合は、平仮名にすることで、SmartHRのパーソナリティ(誠実・ポジティブ・わかりやすい・親しみやすい)を表現する。

▲ ライティングガイドの用字用語:理由「平仮名にしたほうが読みやすい漢字は平仮名にする

このような指針があると、漢字か平仮名かを迷わずに選べるようになります。また、プロダクトに関わる人たちが同じ認識を持てることで表記ゆれの防止にもつながります。誰でも最適な文言を迷わずに決定できるようになると、開発のスピードアップにもつながりますよね。

そして何より、表記ゆれは読むときにノイズとなってしまい、ユーザーさんの理解を妨げるおそれがあります。わかりやすく統一感のある文言にすることで、ユーザーさんがどの機能もすっきりと理解でき、ストレスなく操作できる状態を提供できると考えています!

なぜデザインシステムでライティングガイドを公開したの?

今までは、こういった指針をGoogleスプレッドシートで「文言ガイドライン」としてまとめていたのですが、より多くの人に見やすく使いやすくなるように「ライティングガイド」として公開することにしました。

SmartHR Design Systemにプロダクトの項目が追加された当時から、プロダクトに関わる人みんなが使えるドキュメントやツール/部品群を整備していきたい!という構想はありました。プロダクト上の文言も例外ではなく、すでに削除ダイアログの文言は、UXライターのaguringo(@aguringo)さんがライティングパターンを整理して公開されていました。

SmartHR Design Systemの「削除ダイアログのライティングパターン」のスクリーンショット

▲SmartHR Design Systemの「削除ダイアログのライティングパターン

プロダクトに関わるメンバーからは「デザインと同じページで文言を確認できるため、とてもわかりやすい」と評判で、ほかの部分についてもデザインと一緒に文言を確認できるようにしていきたいと考えています。

一方、Googleスプレッドシートにまとめていた文言ガイドラインは、ガイドラインが増えていくにつれ

「探したい情報に辿り着けない(探しづらい)」
「間違って更新したり、記載を消したりしてしまいそうで不安がある」

といった声を聞くようになりました。

そこで今回、開発に関わる人みんなが参照しやすくしたいという想いから、「ライティングガイド」としてSmartHR Design Systemで公開する運びとなりました。
公開にあたっては、プロダクトデザイングループのこぎそさん(@kgsi)にデザインシステム上での見せ方の検討から実装まで協力いただきました!いつもありがとう〜!!

みんなが一語一句に手間ひまかけてきたから公開できた

SmartHRのバリューの「一語一句に手間ひまかける」、SmartHRプロダクトのデザイン原則の「言葉からはじまるデザイン」に表されるとおり、SmartHRは「言葉」をとても大切にしている会社ですよね。

私は2021年6月に入社したのですが、入社して驚くと同時に嬉しかったのが、UXライターだけでなく、さまざまな職種の方がユーザーさんに届く言葉をしっかり気にかけているということでした。

社内Slackの # productside_文言相談 チャンネルをはじめ、プロダクト上の文言に関するさまざまな相談がUXライターのもとに日々届きます。
社内にUXライターがいて、文言ガイドラインがあるのだから、相談がくるのは当然?と一瞬思いそうですが、UXライターというポジションは昔からSmartHRにあったわけではないし、また、文言ガイドラインも最初から用意されていたわけではありません。

開発に関わるみなさんが「一語一句に手間ひまかけよう」と言葉にこだわるからこそ、日々の相談が発生し、そこからUXライターというポジションが生まれ、文言ガイドラインが整備されていきました。
つまり、今回のライティングガイドの公開は、みなさんのバリューに基づいた行動が積み重なって公開できたものです。ありがとうございます!

ライティングガイドの今後の野望

ライティングガイドを公開しましたが、これで終わりではなく、まだまだ定義ができていないガイドラインが山積みです。これからもガイドラインを追加したり、カイゼンしたりして充実させていくつもりです!

具体的には、ボイス&トーンを追加したいと考えています。ボイス&トーンとは、プロダクトやサービスでユーザーさんに与えたい印象を定義したものです。

ボイス&トーンが定義されると、プロダクトに関わる人たちの認識がそろい、ユーザーさんにプロダクトやサービスについて一貫した印象を届けられるようになります。SmartHRというブランド、SmartHRらしさが伝わる最適な文言を早く正確に決められるようになると考えています。

そのほか、エラーメッセージのガイドラインや、わかりやすい文言作成のためのレビューの手引き、などの追加を予定しています。

これらのコンテンツが充実することで、プロダクトに関わる誰もが一定の品質で文言を作成できるようになる状態を目指していきます!

今後もみんなで「一語一句に手間ひまかける」をやっていき

ここまでお話ししてきたライディングガイド、あくまでも指針や指標となるもので、絶対に守らないといけないルールではありません。開発が進む中で、ライティングガイドのとおりにいかないケースも出てくるかと思います。

ぜひ、文言に迷ったり、ライティングガイドの内容に疑問があったりした際は、UXライターに声をかけて欲しいです。日々進化するSmartHRというプロダクトにおいて、ライティングガイドのカイゼンもみなさんの力が必要です。

また、プロダクトサイドだけでなく、ビジネスサイドのみなさんからのフィードバックもお待ちしています!「ここの表現、わかりづらいなぁ」など、ユーザーさんの声があったら、ぜひ教えてくださいね。

みなさんからのフィードバックを吸収することで、さまざまなケースに対応できる、より実用的なガイドラインになると思っています。一緒により良いものにしていきたいので、どんどん使ってフィードバックしてもらえると嬉しいです。少しでも気になることがあったら、下記までお気軽にどうぞ〜!

【社内Slackチャンネル】
# productside_文言相談

プロダクト上の文言、ライティングガイドの内容に関してはこちらまで。

# design_system
デザインシステムに関しての疑問や質問、相談はこちらまで。




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