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with コロナ時代の、私たちの使命|SmartHRオープン社内報

こんにちは、社長の宮田(@miyasho88)です。
先日の定時株主総会で代表取締役として再任されました。CFO玉木さんの陰謀で解任されたらどうしようとビクビクしていましたが、首の皮一枚つながりました。(※これはボケです)引き続きよろしくお願いします。

さて、実はこれがオープン社内報デビューです。ちょっと緊張しながらタイピングしています。

前半は、ダイヤモンド・オンラインに寄稿した「新型コロナ、企業が乗り越えるカギは?気鋭SaaS企業4社が提言」からのセルフ引用です。
後半は、それから2週間たって、今思っていることを書いています。

ダイヤモンド・オンラインよりセルフ引用

SmartHR」は、人事労務の担当者を「手書き」「ハンコ」「役所に並ぶ」などのペーパーワークから解放するクラウド人事労務ソフトだ。

新入社員がスマホから個人情報を入力するだけで、入社に必要な書類を自動作成。社会保険・雇用保険などのWeb申請も可能。雇用契約や、年末調整、給与明細もスマホやPCだけで完結する。

さて、企業のコロナウィルス対策でまっ先に思い浮かぶのが、リモートワークや時差通勤など「働き方の変更」に関するものだろう。実施の意思決定は経営者が行うかもしれないが、ルールを整備し、実現させるのは他ならぬ人事・労務の担当者だ。

・リモートワークや時差通勤に伴う勤怠ルールの変更
・所定労働時間をどう担保してもらうか?
・リモート推奨のなかで新入社員をどう受け入れるか?

通常時でも、大量のペーパーワークで忙しい部署だが、日々変わる情勢を注視しつつ、上記のような事柄にも対応しなければならない。効率化できるところは効率化を進め、有事にも素早く対応できるよう、リソースに余力を持っておく必要がある。

また、社会保険手続きは、健康保険証の発行にも関わっており、止めることができない業務だ。特に感染症が流行している状態下で、健康保険証の発行が滞れば、新入社員はより不安に感じるであろう。

しかし、旧来型の仕事の進め方では、書類の受け渡しや、ハンコの押印の為に、必ず出社する必要がある。米国や欧州のように外出禁止令が出た場合には止まってしまう。

ここでクラウド人事労務ソフトの出番なのだが、シェア第1位のSmartHRですら、市場の1%ほどにしか普及できていない。クラウド人事労務ソフトとしてSmartHRが世に出てまだ4年。数十年の歴史がある会計や勤怠と比較すると、その普及は遅れている状態だ。

2020年においても「手書き」「ハンコ」「役所に並ぶ」が主流で、アナログな人事労務を、デジタル化させていくことが我々の使命だ。

with コロナ時代

事態は目まぐるしく変化しています。上の文章を書いた3月18日から、わずか2週間ですが、隔世の感を禁じえません。

入社式を延期する会社さんが増えたり、紙を媒介にコロナに感染したニュース(最長24時間は感染性が維持されそうです)が出たり。今年の1月には考えられなかったような事態が起きています。

昨日、プレスリリースを出したTSグループさんも、わずか1週間でSmartHRを導入されました。それは、入社式はリモートで開催できるものの、入社手続きや雇用契約は、対面や紙のやり取りが必要になってしまうという課題からだそうです。
無事に、新入社員203名の入社手続きと雇用契約をオンラインで実施されましたが、このように、お客さんのニーズも激しく変化しています。

事態は数ヶ月で収束するかもしれませんし、収束まで数年かかるかもしれません。私は専門家ではないので、その予測はできません。しかし、これから長い期間、コロナウィルスやリモートワークと付き合っていく必要があることは間違いなさそうです。

「 "After コロナ" ではなく "with コロナ" で考えよう」という言葉をツイッター等で目にするようになってきました。

私たちの使命

そんな時代に、私たちにはやるべきことがあります。

“Before コロナ” の時代と変わらず、アナログな人事労務をデジタル化させ、人事と従業員の「すべての時間を価値ある仕事に」を実現していきます。

それに加えて、”with コロナ” の時代では、人事労務と従業員さんに気持ちよく、ストレスなく働いてもらうために SmartHR という製品を進化させる。そして、SmartHR をまだ知らない99%の会社に拡める必要があります。

社会保険関係の手続きは、年間1.5億回も行われています。とてつもなく回数が多いです。

この1.5億回についてまわる、ハンコや自署のための出勤や、役所への届け出を、不要不急な仕事へと変えていく。書類の手渡し等による感染のリスクを下げ、新入社員さんの手元に健康保険証を1日も早く届けるサポートをする。

こうした “with コロナ” の時代においても、働くすべての人が安心して働ける環境づくり、その一翼を担うことが、私たちの使命です。

いつの日か「SmartHR を利用している会社は、従業員ファーストの素敵な会社である」、そう思ってもらえるように、今日も一日がんばっていきましょう。

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