見出し画像

始めよう、次代への労務改革!「人事労務 研究所」始めます

皆さまお疲れ様です。プロダクトプランニングだった副島(そえじま)です。

2019年7月より、SmartHR 人事労務 研究所」を立ち上げることになりました。研究所長を拝命したことから、全体会議(通称SKJ)でもお知らせいたしましたが、あらためて経緯や今後の展望などをご説明いたします。

これまでのこと

SmartHR社は、大きく分けて「プロダクト」「ビジネス」「コーポレート」の3つの組織でできています。私が所属していたプロダクトプランニングの部署は、「プロダクト」に入っており、この「プロダクト」にはエンジニアが属する開発グループ、PMグループ、QAグループもあります。

実はPMグループ、QAグループが出来たのは2019年に入ってからのこと。それまでは、開発経験のないPMの副島とエンジニアだけでSmartHRを開発していました。今考えると「よくやってこれたな」と思うのですが、初期のスタートアップならではで、ここまでやってきたメンバーをぜひ褒めていただきたい(笑)

PMグループもQAグループも、立ち上がりがとても早く、私は「プロダクトプランニング」として、要求仕様をつめることに専念することとしていました。例えば年末調整機能も、今年は新たに「住宅ローン控除申告書」に対応しますが、住宅ローン自体の仕様調査を行い、prottでモックを作ったそのあとは、PMとエンジニア陣で開発をガシガシ進め、QAもどんどん行われていくという、とても理想的な開発体制となりつつありました。

▲何を書けばいいのかわからない、住宅ローン控除申告書もカンタンに書き方がわかるようになります!
2019年版年末調整機能は10月1日リリース予定。乞うご期待!


あらたな課題が発生

そんな中、SmartHR社としてあらたな課題が発生していました。SmartHR社は7月現在、従業員数124名となりました。1年前までは50人くらいだったのが、100名を超える状態となりました。しかもゆるやかに従業員数が増えていったわけではなく、2018年の終わり頃から一気に増えたんです。

そうなると、いわゆる会社の管理体制が追いついていない、「急成長するスタートアップあるある」な状態になっていました。
しかも弊社は人事労務をビジネスドメインとする会社。「労務がちゃんとしている」という印象を持つ人が入社することも自然です。

しかし、追いついていない管理体制なこともあって、皆さんから少し不満の声が聞こえるようになっていました。
15年以上、人事労務を中心にバックオフィスをやってきた者として、自分が所属する会社がそのような状態となっていることがとても悔しく、プロダクトを作っている立場としても社外に対して人事労務を語ることができないと思うようになったんです。

PMグループもQAグループも早々に立ち上がったこともあり、「コーポレートの労務は私が見ます」と手を挙げました。
しかし、プロダクトとコーポレートの兼任状態は、コーポレートの労務メンバーに負担をかけることになりそうな気配も感じていました。何かあった時、どちらが優先かといえば、やはりプロダクト側が優先となってしまいます。MTGもリスケさせてもらったり、十分なコミュニケーションもとれない状態となることは良くないこと。

そして、プロダクトプランニング側にも課題がありまして……。いまだに副島1人状態であるという、由々しき課題が残ったままでした。
難解でわかりにくい労務のことを噛み砕ける知識と経験を持ち、それを企画に落とせる人はなかなかいない。いらっしゃったとしても、「プロダクト側へのキャリアチェンジ」という、とんでもなく高いハードルが待ち構えてしまうため、この3年間で「やりたい!」と手を挙げた人はいませんでした。

起死回生となるか? 労務組織を提案

SmartHR社としての労務をちゃんとやりたい、プロダクトのSmartHRに対しても、開発勢が開発に集中できるような環境を作りたい。「よし、採用だ!」 といっても、このままの状況では今までの繰り返しとなってしまう。
八方塞がりで実は結構追い詰められていたんですが、課題点を自分なりに分析していた際に突然脳裏に浮かんだことがありました。それが「労務の組織を作ろう」だったんです。

弊社ならではの「コーポレートの労務」と「プロダクトの労務」の2つがあるという特殊な環境。この特殊さを組織にすることで、難易度が高かった採用につなげられるのでは?(キャリアチェンジを覚悟しなくてよくなる) 、社外に対しても人事労務のプレゼンスを高める活動ができるのでは?
コーポレートもプロダクトも、そしてビジネス側にも貢献ができそうと思い、提案をしたのでした。

SmartHR 人事労務 研究所 が誕生しました

SmartHR社の組織は「プロダクト」「ビジネス」「コーポレート」に加え、「労務(SmartHR 人事労務 研究所)」の4本柱となりました。
名称は宮田さんといろんな案を出し合って、「SmartHR 人事労務 研究所」となりました。
「始めよう、次代への労務改革」をテーマに、次の役目を担います。

・人事労務の新しいキャリアの構築・提供
・人事労務のベストプラクティスの定義
・人事労務のプレゼンスを上げる
・SaaSとしてのSmartHR ⇔ 現場の業務の橋渡し
・(今後、学術的な要素も盛り込む予定)

これらを実現するために、まずは「労務の実務スペシャリストチーム」を作りたいと思っています。
私はもともと超実務家ですし、人事労務の仕事は実務が成り立つことが大前提。もっともらしいことを言っても実務がやり切れていない状態では意味がないんです。実務をきっちりおさめることが人事労務に求められる重要な成果だと思います。

まずは足元をきっちり固めていきたい。給与計算や勤怠管理、日常の労務系手続きや相談など、労務業務を「サービス」として提供していくことをやりたいんです。
サービスとして提供していくには、提供する相手よりも深い知識と経験が必要となります。弊社はエンジニアが行政書類や手続きに詳しいという特殊な環境ですが、それに負けないくらいの労務業務をゴリゴリにぶん回してきた人がお近くにいらっしゃいましたらぜひご紹介ください

細かいタスクの工夫や業務フローの改善など、これまで社内だけに閉じていたものを世の中の価値にできるかもしれない。人事労務の新しいキャリア選択肢になりうるのではないでしょうか。
将来的には学術的な要素も盛り込み、名実ともに「人事労務 研究所」としていきたいと思っています。

先日の下期キックオフで数名の方から「人事労務 研究所、めちゃ楽しみにしてます」という声をいただきました。
期待に応えられるようがんばりますので、引き続き何卒よろしくお願いします。

ご友人やお知り合いに労務のスペシャリストがおられましたら、ぜひご紹介ください。

「SmartHR 人事労務 研究所」採用情報

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

42
株式会社SmartHRの社内報です。